2010/02/18

今更ながら「人間失格」を読んでみた

ま、ホント今更なんですけどね。ホントは若いときに読むのがいいんでしょうけどね。今までほんとに読んだことなかったんです。そもそも太宰治自体を読んだことがなかった。「走れメロス」とかくらいは小学生の頃に普通は読ん出るんでしょうけど、記憶に全く残ってないし。で、生田斗真の写真が帯にあったので買えとの嫁の指令により買って読んでみました。(彼女の名誉にかけて言っておけば決して生田斗真のファンではないと思います。単に私がそれを買うという絵柄が面白いからです。)

で、前置きばっかり長くなってしまったんですけどね、やっぱりこういうのっていうのは若いときに読んだ方が面白かったんだろうなと思います。まぁ、この太宰治自信と言われてる主人公の偽悪者っぷりというか、なんだか自分を自分で変わってるんだというこの自意識の高さというか。こういうのは四十まであとちょっとのおっさんが読んでも共感するわけもなく。いや、そのモテっぷりはちょっとは羨ましいところもあるけどね。ま、そんなのはどうでもよく。

ただ、物語としては面白いのかなと思いました。生田斗真主演で映画になるらしいですが、それは面白いかもなと思いました。



2010/02/09

「板尾日記 3/4/5」を読んだ

先月、「板尾創路の脱獄王」を見てからめっきり板尾ブーム、板尾祭り。前に板尾日記を読んでからずいぶん読んでないことを思い出してアマゾンポチリ。一気に3からつい先日出た5まで完読しました。

一気に3年分読んだのですっかり板尾気分。というか、板尾さん、ずいぶん働いてますね。で、ホント俳優業にどっぷりなんだなぁと思いました。舞台、映画、ドラマに結構引っ張りだこ。4から5にかけては「脱獄王」の話も盛りだくさんで楽しかったです。

が、この3冊、メインは板尾さんの娘さん。生まれてから亡くなるまで。この間の板尾さんの気持ちが凄く出ていました。うちも子供がすっかり大きくなってるので、2歳くらいまでの様子はすごく懐かしく読ませてもらい、突然亡くなったあとの気持ちなんてのは、ホント想像を絶する感じ。いや、ホントに可愛がってたお子さんだったようなので、読んでるこっちもほんとに心が苦しくなるようで。。今、突然、息子、娘がいなくなったと思ったら。。。。そんなことを思いながら読んでしまいました。

ツライね。。。