2011/01/08

やがて哀しき外国語 / 村上春樹

村上春樹の本って読んだことなかった。なんだか、最近は猫も杓子も1Q84っていう状態もあまり好きになれなかったし、映画もノルウェーの森だし、なにより天邪鬼だし偏屈だし、オレ。

で、初村上春樹がこの文庫ってのもなんなんだけど、嫁が「アメリカに住んでたときのこと書いてあるよ」っていうので買ってきていた。実はボストンに住んでた頃に知り合いになった留学生が村上春樹が住んでたんでボストンに来たんですよと言っていた。流石書店によく来ていたとの話を聞いた。なのでちょっと気にはなっていた。

どうしてもボストンとかアメリカとかに住んでいる/住んでいた人の話や本ってのは気になる。個人的にはもう一度住めと言われたら微妙ではある(決して住みたくないわけじゃない。住みたい。が、そこまでのバイタリティーが残っていない)ので、他人の話を読んだり聞いたりして、そうだよね~と思いたいのだよ。すでにノスタルジー。あ~、もう10年以上経つんだもんな。

ま、そんな感じで、この本は読んでとっても楽しかった。時期もちょっとずれてるし、場所もプリンストンの時の話がほとんどなので、重なる部分ってそんなにないんだけど、アメリカ生活のいいところ悪いところが思い出されて懐かしかった。ジャズオタク、レコードオタクだったりするところもジャンルは違うがちょっと共感持てたし。やっぱり偏屈な人間は偏屈な人間に共感を持つものなのだと実感した。



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