先週、ガリバー旅行記を見に行った。ジャック・ブラックのやつ。
ガリバー旅行記の現代版。新聞社のメール室に勤めてるジャック・ブラックがバミューダトライアングルに行って遭難するという。
相変わらずジャック・ブラックは面白い。
そして、前にちょっとだけ、ガリバー旅行記の原作はかなりシュールで風刺がきいているという話を聞いたことがあったので、それも買って読んでみた。
翻訳自体も30年前のものなのでずいぶん読むのがしんどかったけど面白かった。
ジャック・ブラックのガリバー旅行記は最初のリリパットのおはなし。有名な小人の国のやつ。原作ではその他に巨人の国、空飛ぶ国、馬の国。ちょっとだけだけど日本にもやってくる。
でも、そんな内容より、聞いていたようにホントに皮肉たっぷり。最初から最後まで人間社会を風刺した内容がずーっと続く。でも、この本自体、300年前にスウィフトが書いてるわけだけど、風刺している内容って現代の社会にあるものと何ら変わらない。結局人間なんてそんなモノ。結局ヤフーなんだなぁって思った。特にここ最近は人の本質みたいなものをまざまざと見せつけられてるなって感じることが多いのでなおさら。
まぁ、そんなわけで、ガリヴァー旅行記って、皮肉好きの風刺好きのひねくれ者で原作読んだことない人はぜひ読んでみるといいと思います。逆におバカなアメリカンコメディが好きな人はぜひジャック・ブラック版を。w