個性個性個性。ああ、いろんな個性があるもんですね。
こんな記事を見つけた。
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20090226/p1
個性の話をこんだけ熱く語れることがうらやましい。
そして、個性といえば、マーチダさんがよくエッセイで書いているのを思い出す。つまりはみんながみんな個性的であろうと同じ方向を目指して雑誌やメディアでせっせせっせと流行を個性を追い求めた結果、同じような個性的な個性が世間に溢れ、あれよあれよと個性的でなくなっていく。そんな状況を皮肉った(と思ってます、私は)言葉ですな。あ、うろ覚えなので、正確に「個性的な没個性」だったかどうかはわかりません。マーチダさん(=町田康さん)の本を読んでください。
上の記事にはトラックバックも結構ついてて、いくつか読んでみたが批判的なものが多いみたい。まぁ、だいたいは個性と仕事とか社会とかそういうものの勝ち組負け組と結びつけてるのが気に食わんってことみたい。正しい。じゃないかな。だと思う。。。(だんだん弱気。。。)
個性って結局、作るものじゃないんだよ、売り込むもんじゃないんだよという意見が多かったような気がするけど、まったくその通りだと思うし、自分は個性的でありたいってことを意識しすぎるってのが結局自意識過剰で他人の目しか気にしてない没個性な人なんではないかなと思ったりします。個性的な人って、意外に個性的な(人と変わった)自分に嫌気がさしてたりして、でも、そこで開き直ることで個性的になっていく人が多いんじゃないかな。そして大人になるという。
前にもブログで書いたかもしれないけど、ホントに変わってる個性的な人と、個性的を装っている人って、なんとなく肌で感じるものだと思う。そして、ホントの個性的な人ってのはなんつーか、言葉じゃなくてにじみ出てる。個性的を装っている人はすぐに化けの皮が剥がれる。そんなものでないかな。
そして、必要以上に個性的であることを意識するのってやっぱりなんかかっこ悪い。子供のころはそこを通ってこなきゃいけないけど、大人になってもそんなこと言ってるってのはなんかクールでないっすな。