もう一昨日になりますが、スティーブ・ジョブズを見てきました。あまり評判は良くないですが、そういわれると見たくなるのが。。。というのがR100に続いてまた。w
感想から言うと、嫌いじゃないです。というより、本を読んであれだけのエピソードがある人を2時間でどう描くのかなと思ってただけに、想像していたよりもうまく切り取ってる感じ。
若干ネタバレになりますが、物語自体は起業から復帰までです。iPod、iPhone、iPadあたりの話は全くないです。ピクサーもなし。アップルを起業して追い出され、また復活するという部分をうまく切り取って描いてます。
そんなわけで、あそこがないじゃないか、ここがないじゃないかなんて無粋なこという人には向いてないと思います。あと、これは嫁さんが言ってたんですが、周りの人々のキャラクターが薄い。これは私も同意ですが、2時間枠でそこまで盛り込むと焦点がぼけちゃいそうな気がするなぁとも思うわけです。
んなわけで、本買って読んでない人は、これとセットでちゃんと買った本は読んだほうがいいですよ。ジョブズの人となりはソッチのほうがよく分かる。
さて、しかし、アシュトン・カッチャー含めて、俳優陣はみんな結構似てますね。ジョン・スカリーとかかなり似てます。で、それとは別にHEROESのマシオカ、CHUCKのジェフ役の人がちょい役で出てます。ふたりともわかりやすいくらいにわかりやすい役なので、海外ドラマ好きな私としてはそこで盛り上がりまくりですね。あと、マイク・マークラ役の人はNew Girlでジェスといい感じになりそうだった人ですね。
で、さらにこれを見て物足りなかった人はぜひバトル・オブ・シリコンバレーを見るといいです。TNTが制作したいわゆるTV映画みたいなやつなんですけど。以前WOWOWか何かでやってたのをたまたま見たときは邦題が「ジョブズとゲイツ」でした。マイクロソフトとアップルのお話を描いた物語ですね。これ、帰って見てみたんですが、実はマイクロソフト以外のアップルの部分って、描いてるエピソードが今回の映画とかなり似通ってるんですね。まぁ、そのあたりがやはり象徴的だということなんでしょう。こちらの主役はノア・ワイリー。
というわけで、言われてるほど全然ひどくないし、普通におもしろい映画だったんですが、みなさん期待しすぎてるのかな。