2015/04/19

セッション!を見た【ネタバレ少々】

WHIPLASH

シビレました!この映画のラスト。

もともと「glee」のマーリーちゃんことメリッサ・ブノワがでてるので興味あったんですね。でも、来週、たけしの爺さん映画も公開されるし、ここんとこ結構映画見てたのでどうしようかなぁと迷ってたんですけどね。

ただ、界隈で結構話題になってるというので、ネタバレもあるだろうし早く見てそっちを読んでみたいなって思ってたので行ってきたんです。

界隈で話題になっているというのは、菊地成孔さんのブログ町田智浩さんのブログですね。リンクは下。ネタバレたくさんなので、嫌な人は見てから読むといいです。

http://www.kikuchinaruyoshi.net/2015/04/08/%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%AE%8C%E6%88%90%E7%A8%BF/

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20150417

ジャズド素人の私はどちらかというと町山さんのブログの最後に出てくる、ラストいいじゃん!って人です。何も考えてないといえば考えてない。w

私個人の話をすれば、そもそも楽器できないし、音楽は、ロック系は幅広く聴くけど、ジャズとかクラシックはほとんどわからない素人だし、ただ、ドラムの音は好きなので、ジャズドラマーがテーマのこの映画はすごく気に入りました。

確かに、フレッチャー先生は強烈ですけどね。まぁ、そのあたりはエンタメとして受け入れればいいんじゃないですかね、素人は。ジャズに詳しい人やジャズ界の人にとってはたぶん菊地成孔さんと同じ感想を持つ人がたくさんいるのでしょう。ただ、だからといって映画としてクソだとは思わないし、自分で見て、自分が思った感覚に自信を持てばいいんじゃないかなぁと思いますよ。一番クソなのは自分で見ることもせず、そのようなレビューだけ見て知ったようなことをいう人ですね。それが一番悪い。

ということで、メリッサちゃん見たくて見に行った私にとっては、出番が少なく、その役にほとんど意味がなかったことにがっかりした以外は、最後まで息をつくところもなく、すごく楽しい映画でしたよ。星5つ上げていいです。終わった瞬間スタンディングオベーションしたくなりました。

2015/04/18

一斉検査に行ってきた



今日は銃の一斉検査に行ってきました。場所は警察署。9時からだったけど混雑を避けて10時過ぎに警察へ。

持っていくものは、一斉検査の通知、所持許可証、使用状況の証明できるもの、保管状況の資料など。保管状況については写真などと書いてあったので、今朝あわてて撮って印刷しておいた。使用状況については火薬の譲受証と帳簿を持参。

警察署に着いたら受付で名前を言い、安全協会の会費を払う。その後、銃を組み立てて銃の検査をし、面接したら終了。全部で15〜20分位。銃の検査台は2つ、面接官は3人いたけど、それぞれ1分ほど待っただけ。スムーズでした。

面接ではいろいろ出せと言われると思いましたが、いろいろチェック項目について聞かれただけで、結局写真等は出番もないまま。管轄や面接官によるのかもしれませんが、わりと簡単に終わりました。

ということで、今年はまだ一度も撃ててないけど、今月末は最初の大会なので楽しんできたいと思います。

2015/04/12

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)を見た

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]

バードマンを見てきました。アカデミー賞作ですからね。アカデミー賞らしい映画です。面白かった。私がアカデミー会員でも、「6才のぼくが大人になるまで」や「アメリカンスナイパー」ではなくこの映画を推したいです。それくらい面白かった。

お話は、昔バードマンというヒーロー物の映画でブレイクした俳優がブロードウェイで再起をかける的な話。1992年というのがマイケル・キートンがバットマンを演じた最後の年というところが彼とかぶっちゃうわけですね。

話も面白いのですが、撮影手法がすごく面白い。とにかく1シーンが長い。とにかく途切れない。1ショットで数分というのが当たり前で、それゆえに臨場感が半端なく、映画であるのにそれ自体が演劇を見ているような、そんな感じになってくる。

また、BGMとしてドラムのソロ曲が多いんだけど、それがまたすごくカッコいい。劇場の狭い通路をかっこいいドラムの音にあわせて進んでいくシーンとかホントに没入させてくれる感じ。

エドワード・ノートンもすごくいいですね。マイケル・キートンよりもエドワード・ノートンの病的な感じが好きだったなぁ。

あと、ハングオーバーのアランことザック・ガリフィアナキスも出てて、これ、全然知らなかったので驚きました。ハングオーバーは大好きで、アランのイメージそのままの先入観があったので、あんなに真面目な役もできるんだなと失礼ながら思いました。

ラストシーンだけ、ん〜、ってなったけど、でもすごく面白い映画でした。久々の星5つ。

2015/04/05

ジヌよさらば ~かむろば村へ~を見た

【チラシ付映画パンフレット】 『ジヌよさらば〜かむろば村へ〜』 監督:松尾スズキ.出演:松田龍平.阿部サダヲ.二階堂ふみ

松尾スズキと松田龍平が「恋の門」以来のタッグ。

松田龍平が、お金アレルギーになってしまって福島の田舎に移り住んできた銀行員を演じてます。もうこのシチュエーションと松尾スズキ監督というだけで見てきたわけですけど、「恋の門」や「クワイエットルームへようこそ」のようなくどさもそんなになく、見やすい映画でした。ただ、荒唐無稽な松尾スズキワールドは顕在なので好き嫌いは強い映画かなと思います。

なんだか見に来てる人の年齢層が妙に高かったのはなぜでしょうね?松尾スズキファンとも思えず。どのような層の人が見に来てたんでしょう。結構大笑いしていたので受けてたんでしょうけどね。

とぼけた感じの松たか子と、お腹に詰めものしすぎな阿部サダヲは必見。あと、片桐はいりのライダー姿もいいですね。もちろん、大人計画の濃い面々はたくさん出てますよ。

2015/04/04

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 を見た

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アラン・チューリングのお話です。コンピュータ・サイエンスを先行した人なら大抵知っているんじゃないですかね。私もその一人。チューリングマシンって有名ですからね。ただ、こんな話が裏にあったというのは全然知りませんでした。

しかし、この映画を見て、アラン・チューリングってしみじみ変態だなぁと思いました。変態バンザイ。やっぱり天才はこうじゃないとね。w

話は、アラン・チューリングがドイツ軍の暗号を解くまでの話なんですけど、こういう話があった自体も全然知らなかったですし、第2次大戦中のヨーロッパの話ってあんまり知らなかったので、アメリカからの物資を輸送する船が沈没して食べ物に困ってたとか、そんな話を聞いてびっくりしましたね。

まぁ、とにかく面白かったです。コンピュータに興味ある人はもちろん、変人好きにはたまらない映画ですよ。

Freedom Tower: No Wave Dance Party 2015 / The Jon Spencer Blues Explosion

Freedom Tower: No Wave Dance Party 2015

ジョンスペですよ。買いましたよ。新しいの。
アルバムのレビューは久々だなぁと思って見返して見ると、前回書いたのはやはりジョンスペでした。Meat&Boneのとき。たまには書かないとなぁ。^^;

ジョンスペって自分の中ではすごく大きな存在。初めて聴いたのは、バンドのOrange 9mmと間違ってOrangeを買ってしまったからという話は私の中ではあまりにも有名。w その後、嫁と出会ったのもジョンスペのおかげだし、娘のミドルネームwをつけてくれたのもジョンスペなのですよ。私の私生活にまでどっぷりと干渉してくるバンドは他にはいないでしょう。w

そんなジョンスペの最新作です。New Yorkです。No Waveです。ジョンスペ流のダンスミュージックだそうです。もう安心して聴けますね。

ジョンスペの曲って何がいいのかなぁって思いながら聴いてたんですけど、一番大きいと思うのが音がスカスカってことなんですよね。って、こう書くとチープに聞こえちゃうんですけどね、音の空間というか、間というか、とにかく隙があるんですよね。いまどきの音楽って隙がない。悪いとは思わないし、そういうのも好きなんですけど、ジョンスペの場合、隙を埋めないんですよ。空間がある。そこに余裕を感じるし、自信を感じる。ジョンのボーカルとシンプルなツインギター、ラッセルの小さなドラムセット。そもそも要素が少ないのに、それでこれでもかと音をかぶせてくるわけじゃなくて、それぞれの音がきちんと聞こえてアピールしてくるんですよ。そのバランスが絶妙で、なので、音と音の間にスペースがあるにも関わらず疾走感がある。特にライブ見たことある人はわかると思うんですけど、息をつく暇もないくらい勢いがある。

って、久々にガッツリ書いちゃいましたけど、そんなジョンスペの良さが今作ではすごく出てると思います。「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」もう迷いがなくなって、自分がやるべきことをやってるような、そんな気がしますね。

サマソニでの2年ぶりの来日が楽しみですね。

2015/04/02

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたを見た

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モダン・ファミリーのお色気母ちゃんことソフィア・ベルガラが出てるロードムービーということで見てみましたよ。もう1ヶ月位経っちゃいましたけど。

LAの一流レストランのシェフが口うるさい保守的なオーナーと揉めてやめてしまい、フロリダで最高のサンドイッチに出会ってフードトラックでLAまで返ってくるお話。

思ったよりロードムービー感は少なく、途中の景色はニューオーリンズ、オースチンくらい。あとはLAとフロリダがほとんどですね。ただ、肝心のフロリダ部分で寝てしまって一番いいところ見逃してしまったみたい。。。

序盤の主役のシェフが揉めて店をやめるまでのくだりは、Twitterの宣伝かと思うくらいのTwitter推し。もともとシェフはTwitterやってなくて、ちょっとやってみたら炎上してしまったというなんともいまどきな展開はかなり笑えます。

その後もTwitterでの宣伝担当の息子がいろいろ頑張っちゃうところはいまどきでいいですね。

肝心のソフィア母ちゃんはシェフの嫁なんですけど、実はそんなに出てこない。ちょっと期待はずれ。それよりあんまり期待してなかったスカーレット・ヨハンソンがいい感じ。

ビデオになったらもう一度肝心なシーンをしっかり見たいです。