もう1週間近くたっちゃいますが、サマソニに行ってきました!
今年で10周年。1度だけチケットとりそこなっていけなかったけど、残りの9回は皆勤賞。最近では、ライブに行くことも少なくなったので、年に1回の楽しみなイベントとなってます。
今年行ったのは3日目。Beyonce、Ne-Yoといった大物(?)登場の日です。スケジュール的に見れるなら見てみたい気もしてたけど、Flaming Lips、Sonic Youthという見たいバンドの裏だったので残念ながら見ることができず。こういう機会でしか見ない人たちなのでちょっと残念。
さてさて、今年は子供も2泊3日でおじいちゃんちにあずけてあるので、当日の朝もスムーズ。6時過ぎくらいに家を出て、幕張についたのが8時過ぎ。いつもなら千鳥町のちょっと先で渋滞にはまって9時くらいにつくので、かなりいい感じのスタート。リストバンドをもらい、8時半からオープンのスタジアムのグッズ売り場へ。
グッズ売り場では今年はiDレーンに加えて、サマソニモバイル専用レーンもできてました。でも、オープン直後に入れたのはiDレーン。ラッキー。ほんとならサマソニモバイルレーンを優先してあげてもいいんじゃないかなぁと思ったり。やっぱりスポンサーは強いということか。スタジアムのバンドTシャツは欲しいのがなかったので、オフィシャルTシャツ、タオルやらをゲット。
メッセのオープンは9時半からなので、それまで一度車に戻って休憩。オープンに合わせてメッセに入り、またまたグッズ売り場へ。こっちの目当てはバンドTシャツ。Flaming Lips、Sonic Youth、Vaselinesなど。一番欲しかったのはSonic Youthなんだけど、いいのがなかったのでFlaming LipsのキラキラしたTシャツ買いました。嫁はVaselinesのをゲット。
とりあえず買うものは買ったので、バンドを見にもう一度スタジアムへ。最初はVeronicas。全然知らなかったんだけど、嫁が見たいというので見てみた。思ったよりカッコいい。ちょっとAvril Lavineとか、そんなポップロック、ポップパンクみたいな、ギャルバンド。
続いてMutemath。名前はよく聞いてたんだけど聞いたことがなかったバンド。時間があったのでGoogle携帯でYouTube検索して聞いてみたら悪くないのでこのまま残ることに。いい感じだけど途中ちょっと飽きてきたのでエレカシを見たいという嫁を残してパフィーを見に行くことに。
パフィーを見にスタジアムを出てアイランドステージに行くと入場規制。。。Hi Hiが漏れ聞こえてくる。が、仕方ないのでMutemathに戻ろうかと思ったけど、それもめんどいのでメッセへ。
Quemistsも名前を聞いたことくらいしかなかったんだけど、すごくカッコよかった。Prodigyのようなデジロック系かな。ボーカルの女の子がカッコイイ。が、となりに座りこんでたマキシマムザホルモンファンの女の子には響かず、ずっと不機嫌そうな顔をしていた。w
Quemistsが終わると嫁と合流しにソニックステージへ。これからVaselines、Sonic Youth、Flaming Lipsと見たいバンドが目白押し。
まずはVaselines。あのカートコバーンが愛してやまなかったというスコットランドのへっぽこバンド。いや、へっぽこと言うと怒られてしまうか。。とにかく、大好きなバンドの一つで、まさか見れるとは思っていなかったのですごく楽しみだった。
出てきたユージンケリーのあまりの禿げっぷりに感動しつつw、ただ、フランシスの歌声は当時というかCDで聞いたそのまんま。20年前とまったく変わってないのがうれしかった。もともと曲も多くないので全部知ってる曲だし、ホント幸せな時間が過ごせました。
続くTFCはスキップして、ユニコーンを見にスタジアムに行こうと思ったらすごい雨。。。さすがに断念しようかなと思って飯食いながらお笑いステージを見ていたら雨も少し止んできたみたいなので、スタジアムに行ってみた。
スタジアムにつくとまた雨が強く降り出した。けど、スタンドは屋根付き部分はほぼ満席。グラウンドも雨の中、結構入ってる。ユニコーンって人気なんだなぁと思いながら、ステージが見えるところは席がないので、PAの真後ろからステージ上部のモニターを見ることに。正直、そこまで期待はしてなかったけど、ユニコーン、すごくカッコ良かった。「服部」「ひげとボイン」「大迷惑」とひととおり聞きたかった曲も聴けたし、Sonic Youthも雨も気になってたのでちょっと早めに切り上げたんだけど、なんだか奥田民生はじめみんな楽しそうですごくよかった。
雨も小降りのうちにソニックステージに戻れ、あとはSonic YouthとFlaming Lips。
まずはSonic Youthから。Sonic Youthは何度か見たことはあったけど、ホントひさしぶり。新作のThe Eternalがかなりよかったので期待してた。曲はほとんどThe Eternalから。もう30年以上活動してるバンドで、新曲ベースにこれだけ現役感を出せるバンドって、結構少ないんじゃないかなぁ。メンバーもほとんどずっと同じだし。ThurstonもKimさんももう50過ぎてるって言うのにね。ホントよかった。
最後のDeath Valley '69もよかった。新曲で構成してて、でもファンの心はぐっと掴んでいくというか。これももう20年以上前の曲なんだよね。
今回、ベースに元PavementのMarkが参加してた。前に見たときはJim O'roukeがいた時だと思うけど、JimよりもMarkの方がなんとなく溶け込んでいるような感じ。
最後はFlaming Lips。もうFlaming Lipsは言うことなし。相変わらずサービス精神旺盛で、Wayneセットチェンジの時からちらちら顔を出してファンと交流。
オープニングは半円のモニターに映し出された女の人の女性器からバンドメンバーひとりひとり登場というメッセージがあるのかないのかよくわからない登場の仕方。Wayneは透明のバルーンの中に入って、そのまま客席の飛び込むという、なんだか見るたびパワーアップしてる。。。
で、しょっぱなからRace for the Prizeでトップギアに入れてくるあたり相変わらずのエンターテナーぶり。1時間、たっぷり楽しませてもらいました。Flaming Lipsのライブって、ある意味、曲を知らない人でもすごく楽しめるんではないかなと思った。比べていいのかわからないけど、ブルーマンと同じような、コメディではないんだけど、なんというか感覚的に楽しめるというか。それが見るたびにパワーアップしていっているのでとても楽しい。とにかく興味ある人は一度は見てほしいライブです。
ってわけで、近年になく充実した1日でした。特にVaselines、Sonic Youth、Flaming Lips、ユニコーンはみんな40代~50代のバンド。オッサンパワー全開。すげーなオッサンというのをまざまざと見せつけられた感じのするサマソニ10周年でした。