2009/02/23

チェ 39歳 別れの手紙

20090116164405

ようやく見てきました。チェのパート2。この前の週末から上映してるところがかなり限られてて。。大変でした。

さてさて、パート1のキューバ革命編を見てから、いくつかチェ本を読み漁っているところです。そのうちブログにも書こうとは思ってますが、28歳の時よりは予備知識があっただけに、なんとなく話の筋が読めました。が、やっぱり淡々と進んでいくドキュメンタリー的な展開はしんどい人にはしんどいと思います。28歳は革命成功、39歳は革命失敗。しかも、ずーっとダメダメ感があふれてて…本当に救いのない展開です。

中でもちょっと触れられてましたが、実はチェはキューバ革命後、パート2のボリビアに行く前に、コンゴでもゲリラ戦を展開してるんですね。で、結局、そのコンゴ、今回のボリビアと革命に失敗してるんです。つまり、キューバ革命しか成功していないということ。その理由は映画の中でも語られてますが、やっぱり地元の盛り上がりの違いですね。結局国民性なのかもしれないけど、キューバの時は農民がみんな味方になった。コンゴもボリビアもなんとなく知らん顔。。。結局、その時の政府や軍ににらまれる方が効果が大きいというか。。。希望とかよりも現実を先に見ちゃうんですね。それもよくわかる。。。

だからこそ、やっぱりリーダーたるもの、周りを納得させるだけの話術なんかが備わってなきゃいけないんだろうなぁ。キューバ革命のときにはカストロがその役割を担ってたわけで。。。

というわけでディープな映画を見ちゃったわけですが、別に共産主義に流されたわけはないのであしからず。



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