映画「宇宙人ポール」を見たあとネットでいろいろ見てたらどうも新約聖書のパロディも入ってるって話で、そういえば聖書って読んだことないし、どんな話だかほとんどしらんなぁと思ったので急に読んでみたくなった。
しかし、本屋に行って聖書の翻訳を見たとたん、あまりの細かい字に老眼に悪いと思ったので、もっと分かりやすそうなずばり「入門」ってのがあったのでこれにした。
聖書には御存知の通り、「旧約」と「新約」ってのがあって、イエス誕生までが旧約、イエス以降が新約ってことらしい。で、この本はどっちも入っててお得そうだったのでこれにしてみた。
実際読んでみると、面白い。冒頭で、読み物としてとても面白いと書いてあったがそのとおり。もともと学生時代に世界史もとってないし、その辺、まったく疎いんだけど、知らないことがてんこ盛り。ユダヤ教とキリスト教とイスラム教がどういうわけでいがみ合ってるとか、そういうのもよくわかった気がする。というか、聖書書いた人が明らかに仲が悪くなるように仕向けてるんじゃないか????なんて思ってしまう。
それ以上に面白かったのが、出てくる登場人物のアナーキーさ、神様さえもね。男色だったり人殺しだったり、なんだか気が短い人多いし。スティーブ・ジョブズの伝記もとっても面白かったが、こちらも負けず劣らず面白かった。ただ、ポールがどのあたりがどう聖書のパロディなのかはわかったようなわかんなかったような。もう少しディテールの書かれた本を読むべきかな。
ちなみに私は無宗教です。
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