月光ノ仮面を見てきた。板尾創路監督の2作目。前回の脱獄王も結構好きだったので公開初日に見てきた。偶然お客様感謝デーか何かで1000円で見れたのでラッキー。
今回のテーマは落語の粗忽長屋。どんな話かは知らなかったんだけど、帰りに月光ノ仮面の小説版を買ってきたら最後に載ってたのでサラっと読んでみた。落語の方は行き倒れてしまった人間が自分の死体に対面して運んでいくというある意味シュールなお話。見たあとはなんとなくなるほどと思うところはあるけど、落語よりも数倍シュール。
基本的に板尾創路監督だけど前回同様笑うポイントがあるとは思わないほうがいい。なんだかよくわからないうちに終わっていく。物語もどういうことになっていくのかよくわからない状態がずーっと続いてもやもやしながらガーンと最後にエンディングまで行って、でも結局なんだかわからないまま終わってしまう。あれはなんだったんだろう?というシーンもたくさん。たぶんストーリー的には意味がないんだろう、たぶん。そういう部分がこの監督の映画の面白いところなんだと思う。
落語の話から来る、芯にある深~いテーマはあるんだろうけど、なんだかよくわからない難解な映画。でも、そんなこの監督の映画は結構好き。絵を見るのと同じ、音楽を聞くのと同じ、深く考えずに感覚的に好きになるようなそんな映画ではないかと。
どうでもいいが、浅野忠信の胸毛が意外に濃いのが気になった。w 津田寛治、國村隼など脱獄王にも出演していたメンバーも健在。
帰りに本を買ってきたので、こっちも読んで見ることにする。
初日初回で海老名のTOHOで見たんだけど、意外に入ってました。30~40人位?チッタで見たポールの3倍くらいは。w (ちなみに連休にみなとみらいでポールを見に行った嫁は満席でギリギリだったらしい。大人気。^^)
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