2015/04/04
Freedom Tower: No Wave Dance Party 2015 / The Jon Spencer Blues Explosion
ジョンスペですよ。買いましたよ。新しいの。
アルバムのレビューは久々だなぁと思って見返して見ると、前回書いたのはやはりジョンスペでした。Meat&Boneのとき。たまには書かないとなぁ。^^;
ジョンスペって自分の中ではすごく大きな存在。初めて聴いたのは、バンドのOrange 9mmと間違ってOrangeを買ってしまったからという話は私の中ではあまりにも有名。w その後、嫁と出会ったのもジョンスペのおかげだし、娘のミドルネームwをつけてくれたのもジョンスペなのですよ。私の私生活にまでどっぷりと干渉してくるバンドは他にはいないでしょう。w
そんなジョンスペの最新作です。New Yorkです。No Waveです。ジョンスペ流のダンスミュージックだそうです。もう安心して聴けますね。
ジョンスペの曲って何がいいのかなぁって思いながら聴いてたんですけど、一番大きいと思うのが音がスカスカってことなんですよね。って、こう書くとチープに聞こえちゃうんですけどね、音の空間というか、間というか、とにかく隙があるんですよね。いまどきの音楽って隙がない。悪いとは思わないし、そういうのも好きなんですけど、ジョンスペの場合、隙を埋めないんですよ。空間がある。そこに余裕を感じるし、自信を感じる。ジョンのボーカルとシンプルなツインギター、ラッセルの小さなドラムセット。そもそも要素が少ないのに、それでこれでもかと音をかぶせてくるわけじゃなくて、それぞれの音がきちんと聞こえてアピールしてくるんですよ。そのバランスが絶妙で、なので、音と音の間にスペースがあるにも関わらず疾走感がある。特にライブ見たことある人はわかると思うんですけど、息をつく暇もないくらい勢いがある。
って、久々にガッツリ書いちゃいましたけど、そんなジョンスペの良さが今作ではすごく出てると思います。「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」もう迷いがなくなって、自分がやるべきことをやってるような、そんな気がしますね。
サマソニでの2年ぶりの来日が楽しみですね。
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