2008/07/19

小飼弾のアルファギークに逢ってきた

先日、テレビで自分がSE(システムエンジニア)としていろいろ説明したことに違和感を抱いている。まぁ、テレビだし一瞬だし嘘でもいいと思うけど、じゃあ自分の職業は何なのか?ソフトウェアエンジニア?ただのエンジニア?アーキテクトという肩書があったこともある。デザインマネージャーと言ってた時期もあったな。

そんなもやもやした感じが続いてて、ふと本屋でこの本を見つけた。この小飼弾という人はブログで有名な人だということで名前は知ってた。おはずかしながら、この業界の有名人ってあんまり知らないんですね。。。。^^;

で、この手の本ってあんまり読まないし、ここで「アルファギーク」って呼ばれてるような人達にはあんまり興味はなかったんだけど、ふとこういう人たちはどのようなことを考えてるのかってのに興味がわいてきて買ってみた。

出てくるのはRubyやらRuby on RailsやらPerlやらLivedoor Readerやら、知ってる人も知らない人もいるようなものを作った人から、はてなのCEO/CTOまで。「アルファギーク」ってのは、すごーく一般的な人にもわかりやすく誤解を恐れずに書くと、要は先進性の高いオタクみたいな人々ですね。そういう人たちにその「アルファギーク」の一人である小飼弾という人がインタビューしてるわけです。

で、長くなったけど、この本すごく面白かった。「アルファギーク」たちみんなに言えることは、幸せに仕事をしてるってこと。いや、仕事と思ってない人もたくさんいる。好きなことやって食えてるってのはとっても幸せであって、逆にすごく恵まれた人たち。ただ、その恵まれた環境になぜいられるのかといえば、彼らが恵まれた才能の持ち主なだけでなく、行動力があるってことかな。そして純粋で情熱がある。クサクサ家にこもって世間に対して文句ばかり言ってるぐらいなら、サッサと行動すべき。そういうニート、ひきこもりがもっと社会に出てくることができれば、日本も捨てたもんじゃないと思うんだけどな。間違いなく、逸材はごろごろいると思うから。

さてはて、じゃ、この本を読んで自分は「アルファギーク」に近い所にいるのか?と言えば、まったくそんなことはないわけで、でも、彼らの非常にシンプルな発想だとかそういうところは見習わなきゃいけないと思った。「アルファギーク」にはちょっと憧れるようになったけどやっぱりすむべき世界は違うかな。。というわけで自分探しの葛藤は続く…(笑)

ちなみにこの連載まだ続いてるそうです。雑誌も買ってみたくなった。



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