五日目、11/9。この日はラスベガスへ帰る日。グランドサークルもこれが最後。グランドサークルの自然もここグランドキャニオン国立公園(Grand Canyon National Park)でいよいよ最後。
前日のサンセットに続いてこの日はサンライズ。サンライズもどこにしようか迷った。最初はせっかくリムの近くのロッジに泊まってるのだからゆっくり歩いて日の出を見に行こうかとも思った。けど、どうもリム近くではあまり綺麗じゃないらしい。ウェストリムに行くことも考えたけど、ラスベガスの移動も考えるとあまり悠長にしてもいられない。ウェストリムだとバスでの移動だから結構時間も取られるだろう。そういうもろもろを考えて、結局、定番のマーサーポイント(Mather Point)へ。よく言われるけど、マザー(Mother)ではなくマーサー(Mather)。これ、私もずいぶん長い間勘違いしてました。
しかし、このマーサーポイント近くって、たぶん5年前に行った時にいろいろ工事していたのがようやく完成してたらしく、大きな駐車場があるんだけどいまいち今までと違うのでどうもどこから行けばいいのかがわからない。朝早く、この日も暗いうちからの行動なので、前日に続きぐるぐるぐるぐる回ってしまいました。^^;
とはいえ、マーサーポイントはビレッジからすぐなので6時20分には駐車場につきました。すでに何台か先客がいたものの、さすがに今回唯一のサンライズ。寒い。激寒。この寒さで、13年前、嫁さんと来た時に行ったサンライズのことをよく思い出しました。そのときもたぶんこのマーサーポイント。寒かった。木々の上は少しずつ白んできています。
あまりに寒いので20分ほど車の中で暖を取り、しかしずっとこうしているわけにも行かないのでビューポイントに出かけて行きました。ビューポイントには日本人のツアーバスで来ている観光客もたくさん。
ここで面白い光景。ここマーサーポイントは東も西もよく見えるちょっとした出っ張ったところにビューポイントがあるんだけど、私のように写真をメインにカメラを三脚に構えている人は西向きに、ビデオを構えている人は登ってくるサンライズを撮ろうと東向きに構えてます。これが面白いほど対照的で。w 私もいろいろサンライズ、サンセットを撮ってきたのでだんだん学習してきたんですけど、最初のうちはどうしても沈み行く、もしくは昇ってくる太陽を撮ろうと一生懸命になるんですが、実際キレイなのはその太陽が低い位置にあるときの赤い光が当たるくっきりとした陰影なんですね。なので、こういうところでは、太陽と逆向きが吉。とはいえ、やはりビデオは日が昇ってくるのがいいと思ったのでそちらは両親に任せて私は写真に集中。
じわじわと遠くの方も明るくなってきます。
日も昇りきった所で、あまりに寒いので退散。マスウィックロッジに戻って朝食を食べることに。
その帰り、ちょうど帰り道でもあるので、ヤバパイポイント(Yavapai Point)にもちょっと寄ってみることに。リム沿いの道を運転してると、なんとシカが!グランドキャニオンで見たのって、あまり記憶にないけど、かなり近くで見ることができました。両親もご満悦。^^
で、ヤバパイポイント。ここはいつもわりと来るところ。
ところがココが時間的にも少し日が昇ってきて良かったのか、抜群にキレイでした。
食事の後、チェックアウトして、もう少し時間があるので、もう一度イーストリムのグランドビューポイント(Grandview Point)というところに行ってみようということになりました。ここはグランドキャニオン国立公園の中でも一番標高が高いところらしいです。なので見晴らしも良い。
ここに着いたのが9時半。さすがにだいぶ日が昇ってきていて、影があまりなくなってきた。そろそろ帰る頃かな。
グランドキャニオン国立公園
http://www.nps.gov/grca/index.htm
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